ポップコーンと納豆で煙エフェクト作ってみた!

この記事は、実物の写真でエフェクトが作れるのか実験する記事です。

過去には、以下のような記事も書いているので興味ある方はぜ読んでくれると嬉しいです!

はじめに

この煙エフェクト
ポップコーンと納豆でできています。

なぜポップコーンで煙を作ろうと思ったのか

コンビニで偶然ポップコーンを見つけた時、煙に使えそうだと思ってしまいました。

・白い
・もこもこしている
・形がランダム

これはもう煙です。
結果、ポップコーンを購入。

そして撮影していました。

1ポップコーンの選定と撮影

まずは、煙になれそうなポップコーンを選んでいきます。
ポップコーンは一つ一つ形が異なるため、その中からシルエットが面白いものや、煙の塊として使いやすそうなものを選びました。

結果、今回素材として採用されたのは以下の4枚です。
後ほど連番テクスチャにするので4枚選びました!

撮影は黒い紙の上に置いて行いました。

2:ポップコーン加工

次は、撮影した画像を加工していきます。

2-1:背景切り抜き

まずは、フォトショップで不要な背景部分を削除してポップコーンだけを抽出します。

以下のようになりました!

2-2:白黒化

次に、煙素材として使いやすいように白黒化します。

2-3:連番化

最後に加工した4枚を一つのテクスチャにしていきます。

Unity上で4つの違う形状を発生させて煙のランダム感を表現するために連番化しています。

3:エフェクト作成

加工したポップコーンのテクスチャを使用して、まずは煙エフェクトを作成してみます。

シルエット自体は煙らしく見えるのですが、少し塊感が強く感じました。

煙らしさを出すには、時間経過とともに形が崩れたり、霧散したりする表現が必要そうです。

そこで、ディゾルブを追加して煙の霧散表現を加えることにしました。

そして今回ディゾルブに使用する素材がこちらです。

納豆です。 

4:なぜ納豆なのか

ディゾルブ用のテクスチャには様々な選択肢がありますが、今回は納豆を使用しました。

理由は、僕が参考にしているゲームの煙エフェクトの消え方です。

そのゲームの煙は、ただノイズで削られるのではなく、丸い形状が残りながら徐々に消えていくように見えました。
そのため、After Effectsなどで作成する場合は、以下のようなテクスチャを使用しているのではないかとイメージしました。

そして身の回りのものを探していたところ、この形状に近いものとして思い付いたのが納豆でした。
ということで、今回は納豆をディゾルブテクスチャとして使用していきます。

5:納豆加工

次は、撮影した納豆の写真をディゾルブテクスチャ用に加工していきます。

5-1:撮影した納豆

まずはこちらが撮影した納豆の写真です。

5-2:トリミングと白黒化

ディゾルブに使用する部分だけを切り出し、白黒化します。

5-3:グラデーションを付ける

次に、白黒化した画像にグラデーションを追加します。
内側から外側へ段々消えるようになってほしいので中央に円形のグラデーションを追加します。
少し分かりづらいかもです。

これでディゾルブ用のテクスチャが完成です。

6:エフェクト作成

納豆から作成したディゾルブテクスチャを追加し、再度煙エフェクトを作成していきます。

今回使用しているポップコーン素材は、2×2の連番テクスチャになっています。

そのため、ディゾルブもタイリングをX2、Y2にして合わせていきます。
一応、X1、Y1でも使えるのか試してみました。

6-1:ディゾルブ タイリングなしX2 Y2

6-2:ディゾルブ タイリングX1 Y1

感想

ポップコーンのみで作成したバージョンと比較すると、ディゾルブを追加したことで煙が霧散する動きが加わりました。
その結果、気になっていた塊感が軽減され、より煙らしい見た目になったと思います。

そしてタイリングの違いも

X2 Y2はポップコーンの連番テクスチャと比率が揃うので、全体的にバランスの良い見た目になります。しかし、同じパターンが繰り返されやすく、見た目が揃いすぎる印象もありました。

X1 Y1はポップコーンの連番テクスチャと比率が異なるため、ディゾルブの削れ方にランダム感が出ます。その反面、削れ方が少し荒く感じる場面もありました。

ただ、どちらも大きな違和感はないのでちゃんと使えそうです!

7:他パターン紹介

納豆テクスチャに追加加工を行うことで異なる見た目のエフェクトも作成できます。

7-1:Radial Blur バージョン

納豆のディゾルブテクスチャに、After Effectsの「Radial Blur(Scratch)」を適用したバージョンです。

回転状のブラーを付与することで、回転がかかりつつ滑らかな削れ方になった印象です。
円形っぽいので内から外へ削れていく様子が分かりやすくなったと感じました。

7-2:極座標バージョン

納豆のディゾルブテクスチャに、After Effectsの「極座標」を適用したバージョンです。

こちらも回転がかかったような感じになります。
Radial blurに比べると極座標の方が回転、円形感が強い気がします。

まとめ

今回は、ポップコーンと納豆を使って煙エフェクトを作成してみました。

ポップコーンは煙らしいシルエットを作ることができ、納豆はディゾルブ用のテクスチャとして活用することができました。

今後も身の回りにあるものを観察しながら、面白そうな素材があれば試してみたいと思います。

以上、ポップコーンと納豆で煙エフェクトを作ってみた話でした。

マスク

クリエイティブアカデミー卒業後、C&R VFX STUDIOに入社。
好きな属性は雷。

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